ハヤブサLady 隼華-HAYAKA-

102cmの日本三大怪魚アカメ

広島県在住の隼華6期メンバー和音です。

日本三大怪魚の1匹であるアカメを釣りに

高知県へ行ってきました。

去年の夏

試行錯誤を繰り返し何とか1匹のアカメを釣る事ができました。

その時やってきた事は全て自分のデータとして書き残していていたので

それを元に去年してきた事が今年も通用するのかの答え合わせをする事。

そして更なるステップアップを目指してメーターオーバーのアカメを釣る事。

この2点を目標に頑張りました。

 

ただ、去年行った時期より少し早いのでパターンが少し違うかもしれない不安もありました。

またこの魚を狙いに行けるドキドキ感も強く

不安半分楽しみ半分でした。

 

夜に高知県へ到着してさっそく準備にとりかかりました。

この日は春なのに風は冷たくまだ冬を感じるような寒さ

しかしながら高知の水温は広島に比べて温かいと感じました。

釣りを開始して全くアタリのない時間がしばらく続き

時間ばかりがどんどん過ぎていきます。

不安が頭をよぎり始めましたが

まだ始めたばかり!

相手はそう簡単に釣れない夢の魚

これくらいで不安になるにはまだ早いと自分に言い聞かせてキャストを繰り返しました。

静かな川にキャスト音とルアーが着水する音だけが聞こえ

ベイトっ気すら感じない

アタリも全くない

高水温で活性が上がるイメージのアカメをやるにはまだ早かったかな?とか思っていたその時

何の前触れもなくボコッという音とともに突然激しいバイト

ロッドが一気に引き込まれ

離れた位置からもこちらに水飛沫が飛んでくる凄まじいエラ洗い

去年釣ったアカメの時よりも強力な引き

ストラクチャーへとたくみに逃げるアカメを止めるにはドラグをもっと締めるしかない

ノットやスナップの結び

そしてフック

これらの準備はしっかり入念にやったつもりです。

自分のしてきた事と自分のロッドやリールを信じてアカメの引きに全力で挑みました。

そして何とか手前まで寄せ

ランディングをしようとすると

再び20m沖くらいまで走られました。

やっぱり強い

けれどアカメもだいぶ疲れてきたのか

それからは一気にこちらに寄せて

今度こそランディング。

あがってきたアカメを計測して見ると

102cmありました。

去年釣ったアカメを大きく上回るサイズ

そして目標だったメーターオーバー

全身筋肉痛になりましたが

本当に嬉しくて感動しました。

魚は努力を裏切らない

アカメはそれをより一層強く感じさせてくれる魚です。

自分とタックルを信じて本当に良かったです。

自分と一緒に経験を積み重ね

沢山魚を連れて来てくれる

思い出の詰まったロッドとリールが大好きです

昨年シーバスを狙う延長線上で釣れると思っていたアカメですが、

やればやるほど

シーバスとの違いに気付く部分もあれば似たような部分もあります。

ルアーのアプローチの仕方やレンジの調整や時合の見極め

狙っていくうちにシーバスとはまた違った難しさに引き込まれていきます。

アカメの生態をよく知り

どのように捕食するかを理解して

ルアーを選び

どのように魚にアプローチしていくことが大切だと思います。

そのルアーの動きをイメージし

アカメが捕食してくれるような

動かせ方の重要性を感じました。

パワーがすさまじくルアーを破壊されても

バラすことのない

貫通ワイヤーのルアーがいいと思います。

目の前でおこる大迫力のエラ洗い

強烈なひきの魚とのやりとり

ノットの結びを完璧にしていたので

タックルで自分をどれだけ信じれるか

自分を信じれた上で

タックルに不安を感じずやりとりできました。

弱い部分があればそこは必ず不安要素になるし

魚とのやりとり中もそこが気になり集中力は途切れ

ここぞという時に思いきって勝負が出来なくなる

だから準備は妥協せず

いつ何が起きても対応出来るように入念に。

難易度の高いアカメ釣り

アカメのひきはほんとに強いです。

ヒットしてからのやりとりは

ヒットさせるぐらい大変でした。

そして釣った後も大変

魚をなるべく弱らせないように速やかに写真撮影して

リリース前はしっかり回復させて

元気に帰してあげれるように心がけてます。

高知のアングラーさんの日々の努力があってこそ

出来る高知のアカメ釣り。

様々な方々が守ってきた環境を大事にしながら

感謝の気持ちを忘れず

またアカメへの挑戦をさせていただけたらなと思います

再びアカメを釣る事が出来て本当に嬉しかったです。

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