ハヤブサLady 隼華-HAYAKA-

初夏の風物詩 東京湾夜アナゴ

こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。

初夏の風物詩 東京湾夜アナゴにいってきました。
去年の夏は手痛い目にあったので、もう東京湾のアナゴはみんなシンゴジラになってしまったんだろうと思うようにしていたのですが、直近の釣果があがってきたので、遅くならないうちに今年もいってみようかと!

お世話になったのは、羽田の釣り船かみやさん。
駅から遠いけど良い船宿さんです。
明るいうちから、川岸に浮かぶ船に乗り込むと、すでに先輩たちが専用竿を2本ずつしたがえて、かなりの熟練者のご様子。

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私は、長さ2mほどのライトゲーム竿と投げ用にテンヤ竿の2本体制でのぞんだのですが、同船の皆さまの専用竿より明らかに長すぎ、素人っぽすぎてちょっと恥ずかしい。
「でも結果を出せばいいんだ」と思い直してのぞむ。
80歳前後と思われる、超熟練ぽいソロ釣行のご婦人の隣の胴の間に陣取る。
口も達者だし、足腰もしっかりしてるし、私もいくつになってもこうして釣船に乗りたいと思わせたご婦人でした。

黄昏時に出船。
夕焼けがきれい。
夜便はこれがいい。
東京にいるのになんだかリゾート気分になるのです。

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羽田から30分ほど走り、底トントン開始。
アナゴの仕掛けは、25号の釣鐘型の重りの下にビーズのついた針を2つつけ、針にはアオイソメを縫い刺しにしてフサフサにつけます。
重りの上には黄色いケミホタルを装着。
そしてアナゴのいる泥地の海底を重りでトントン叩いて、おびきよせます。
渋いときには、スピニングリールで投げてずる引き。
とはいっても、アナゴ2回目でいまだ釣果のない私は緒先輩方の経験だけの知識ではあるけれど。

活性はよくないけれど、ミヨシやトモではちょいちょい小さめのアナゴをあげている。
アナゴのアタリを経験したことない私はちょっとした海底の変化で利き合わせをしてみたりして、素人丸だした。
でも釣れてる人の誘いのリズムにあわせてみたりして、頑張ってはいる。
釣り開始して一時間以上してようやく、お隣のご婦人が釣り上げた。「やっと来たよ。今日は潮先だけ有利でこっちはちっともこねえ。」と威勢よく文句をいっている。かなり素敵だ。

そのご婦人の真似してたら、私にもようやく生まれて初めての初アナゴが!!
かなり明確なアタリで、グッグッグッと三回くらい強烈にひかれたので、合わせたら見事かかって、きもちよい!

あげたアナゴはかなりの暴れん坊で、写真がブレブレですが。

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初アナゴは本当に嬉しかったです。
まだ東京湾にもアナゴがいたんだなーと感慨深い思いでした。

そして、再び2回目のアタリ!
ギュンギュン引いてたので余裕で巻き上げてると、あと半分くらいのところでバラシ。
アナゴは口がかたいので、しっかりと合わせないと、途中でばれるのだそうです。
2回目という自分のおごりを反省しました。

その後アタリはまったくなく、四時間で納竿。

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アナゴはぬるぬるなので、自分でさばくのは難しく、アナゴ船の上で船長さんや中乗りさんがさばいてくれることが多いです。
私もなけなしの一本をさばいてもらうと、なぜか戻ってきたアナゴの袋の中はパンパン!5倍くらいに増えてました!
かみやさんの粋なサービスのようです。ありがたい。

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私の隣のご婦人と私は仲良く一本ずつ、私の友人はボウズ、そして竿頭は右舷トモの方で8本でした。

経験も重要だとおもうのですが、今回1本釣れたのは運だなーとおもいました。

とにもかくにも、釣りたてのアナゴの天ぷらは絶品です。
大漁であれば、周りの人たちにもふるまってあげたいくらい、美味でした。

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