ハヤブサLady 隼華-HAYAKA-

年に一度のお楽しみ!東京湾トラフグ

こんにちは、8期の木島あゆみです!

春だけの特別な釣り、
東京湾トラフグに挑戦してきました~!

トラフグは3月から4月にかけて産卵のために集まってくるため、
東京湾ではこの時期だけ「トラフグ船」が出ます!

産卵によって爆釣する「Xデー」は、毎年3月と4月の大潮あたり。
釣れる日はピンポイントで、釣れない日はほとんど釣れないという、宝くじのような釣りです…。
毎日のようにTwitterや船宿の釣果をチェックし、釣行日を見定めていました。

そして、「釣れてる!」という情報に合わせて、有休を取得…!
当たれ当たれ~と願いながら、行ってきました!

金沢八景から出港~。

出港したときは平和だったのですが…

あるポイントを通過してから急激に波が高くなり、立っていられないレベル。
立っていられないどころか、座ってもいられないレベル…。
お尻が揺れで10cmほど浮き上がってしまうので、両手でがっちり手すりを持っていないとダメ。
屋根のある後方に隠れていても、波がバシャンバシャンかかります。

あまりに海が悪いので、船のスピードも出ず、普段は50分で着くところが2時間かかりました…!
東京湾でもこんなに厳しい日があるなんてと、衝撃。
外房の釣りにもよく行きますが、今日の海が今までで一番ひどかったです(笑)

私は船酔いが怖くて意地で外にいましたが、他の皆さんは結構キャビンに入っていました。
あの揺れでキャビンで酔わないのは凄すぎる…。猛者だ。

さてさて、恐ろしい海の洗練を受けたところで、ようやくトラフグ釣りスタート。

仕掛けはトラフグ用のカットウ仕掛け。
強靭な歯に折られないよう、ごっつい針を使います。
トラフグ仕掛け
赤エビを豪快に付けます。
頭はアピールのためにつけておいても良いとか。

開始1時間ほど…船中でポツリポツリとたまにヒットはあるものの…
なかなか盛り上がりません。

せっかくヒットしても、結構な確率でバラシが発生していました…。
タモ入れのときの水面バラシも多かったです。

と、ここで同乗していた夫にヒットが!
手巻きリールなので、水深70mからの巻き上げはかなりそんどそう…。
祈るような気持ちで見守ります。
そして、、ついに!!!見えた!!
私がタモ入れをしました。緊張した…!
フグ
上がった~!!大きい!!!
二人して大喜び!!!!!!

しかし、隣の方から衝撃的な一言が。
「それ、ハイブリットですよ」
ガーン。

トラフグ×ショウサイフグのハイブリットでした。
たしかに、横から見た模様はトラフグですが、
上面の模様はショウサイフグだ…。

ハイブリットは有毒箇所が不明確なので、食べることができません。
ショックすぎる…ぬか喜びでした。

気を取り直して釣りを続けること1時間ほど。
私の竿に、ガツガツ!という強いアタリが!
ヒット!!!数メートル手巻きしてから、電動スイッチオン。

このチャンスを絶対に逃したくない!
バラさないように、糸が緩まないように、慎重に…。
そしてようやく!!
トラフグ
今後こそ正真正銘のトラフグ様です!!嬉しい!!!

そして、そのままタイムアップ。
1日中ポツポツという感じで、船中半数以上が0という釣果でした。
それでもトップの方は3匹!すごい!!

釣ったトラフグは船上で捌いていただきました。
身欠きはこんな感じ。
トラフグ身欠き

大きな白子も入っていました!
トラフグ白子

ヒレも持ち帰ったので、ヒレ酒用に干しました。
トラフグのヒレ

身は「てっさ」「てっちり」に。
白子は「白子ポン酢」「焼き白子」にしていただきました。
焼き白子が美味しすぎて…!(体には悪そうだけど笑)

とっても贅沢気分を味わえました~!
また来年もチャレンジしたいです!

 

 

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