31Aug
今年はあまりよい情報がなかった、若狭湾のアマダイ釣り
ですが、西舞鶴の光丸さんで、船長が新しいアマダイのポイントを見つけたとのことで、8月30日に急きょ行って参りました!
日本海の釣りにしては珍しい早朝6時の出船!
朝から雨が降ったり止んだり…
小型船で約40分ほどでポイントに着くと、船長がパラシュートアンカーを入れて流し釣り開始
アマダイは昼頃までで食いがピタリと止むそうで、特に早朝が勝負とのこと
釣り方は胴突き仕かけにオキアミ、ホタルイカなどのサシエを付けて
底をドンドンと叩く釣り
胴突き仕かけ、天秤のどちらでも狙えるとの事で
胴突き仕かけは「船極根魚五目・二段光撃」、天秤は「アマダイ」のフロロカーボン仕様を用意しました
まずは胴突き仕かけで挑戦
この釣りは「ぼっこ釣り」とも呼ばれ、
アマダイやレンコダイの事を現地では「ぼっこ」と呼ぶから…とか
オモリで底を「ぼっこ、ぼっこ」と叩くから「ぼっこ釣り」と呼ぶなど諸説有るようです
釣り方としては
オモリを海底にドスンとフリーで落とす(泥底なのでオモリが海底に埋もれるほど沈む)
そっと持ち上げてオモリを抜き、少し浮かせて待つ
それからゆっくりと竿いっぱい上げて、また、ドスン!
この「ドスン」が重要で、オモリが底に落ちた時に巻き上げる煙幕がアマダイを寄せるんだとか…
オモリを少し上げて待つと、ごくごく小さなココンというアタリ
「合わせ処がないなあ…」と思っていると
「その小さいアタリで思い切り合わせるんやで!」と船長!
そーかあ…
次の小さな反応で大きく竿を跳ね上げると
ゴツゴツゴツッとヒットしました~
途中でもゴンゴン引きます! 気持ちいい~!
浮いてきたのはきれいなレンコダイ!
30cmくらいある良型です
そして次は、レンコダイ!と思って上げると、マダイ(20cmくらいでしたが…)!
へ先では天秤仕かけでアマダイが連発で上がったので、私も天秤に…
と、思っていたその時
ゴン! と竿を叩くような変なアタリ!
合わせると、今までよりも激しく抵抗する魚が…
途中で大人しくなったけれど、少し上げるとまたまた抵抗…
なんだろ~
と、浮かせたのは本命のアマダイ!
35cmクラスでした!
その後は30cm弱のアマダイ、レンコダイ、アオハタ、カイワリなどいろいろな魚も追加できて
あっという間に11時過ぎ!
「あと、何回か落としたらやめようか」と言っているうちに
経ケ岬の方から真っ黒な雨雲が近づいてきます
遠くでは海面も激しい雨で波立っているような…
その雨を避けるべく、すぐに納竿して逃げるように帰港しました
そのおかげで、大した雨にも遭わずに、船中では20匹以上のアマダイが上がって大満足の釣行となりました
今年は夏の間にマダコ、イカばっかり狙っていたので、久しぶりの「魚」の引きを堪能しました!