7Oct
こんにちは、4期神奈川の深谷めぐみです。
そろそろこの季節がやってきましたね。
そう、アマダイ。
綺麗なピンク色のやわらかい体に香ばしい鱗の持ち主。
相模湾で始まるときいて、開始早々にいってきました。
平日だったので、船にのりこんだのは5人。左舷ミヨシに陣取ります。
私以外の皆さんは電動リールをセット済み。
私はダイレクトに引きを楽しみたいし、軽量のため誘いをしやすい小型の手巻きリールが好み。
アマダイ釣りって微妙なんですよね。手巻きで頑張れる水深ではありますが、他の皆さんが電動だと一人手巻きではご迷惑をかける可能性がある。
悩んだ末に「手巻きリール」でスタート!
水深は80mちょっと。
開始早々に「ミシマオコゼ」をゲット。
角が2本頭に生えているので、これに気を付けなくてはいけない。
でもとても美味しいお魚なのだそうです。
その後恒例のヒメコダイ(アカボラ)ゲット。
トラギスほか、外道の猛攻劇は覚悟してたのですが、早々に小さいながら本命ゲット。
水深が徐々に深くなり、見かねたのか船長が「手巻きなの?前の扉あけると電動入ってるから使いな」と。
「船長。実は電動もってるので大丈夫です!ありがとうございます!」と返事。
あまりにも周りに迷惑かけるようなら、強制的に電動使わせてたんでしょうが、年配の電動の皆様より、断然早く巻き上げ回収してたもんだから、船長も文句はいってきませんでした。
潮が流れてないので、仕掛けはもう少しあげた方がいいのかな、と思いながら、左右に動かしてみたりしてたのですが、本命アマダイ2つゲットしたあとが続かない。
その間、水深は100m以上になる。
電動にかえよーかなーと思いながら、ずるずる手巻きをつづける。
アマダイは泥地にすんでるので、根掛かりにはケアしてなかったのですが、魚礁まわりを攻めてるようで、やたら根掛かりする。
何度目かの根掛かりのとき、運転席こもりきりだった船長がミヨシに用があったようで作業をしつつ「朝から見てるけどさ、棚とれてないよね。ガンゾウビラメとかトラギスとか釣ってるようじゃだめだよ」と。
「カチン」ときました。
朝から見てるなら早めに言ってくれや、と。
しかもガンゾウビラメなんてつってないし、トラギスはアマダイの立派な外道だと信じて疑わなかった。
カチンのついでに、確かに棚が低いかもと、ずっと思っていたので改善してみることにした。
錘が底についたあと、リール一巻きしてたのを二巻きにする。
するとあらあら不思議。次々と本命アマダイがかかり始めました。
確かに船長の言うことは正しい。
困ったときは船長の言うことを忠実に守ること。
後半戦、35cmのこの日最大のアマダイを釣りまして、結果、5匹。
わりと、みんな良いサイズだったかと。
外道の皆さんもおいしいところばかりでした。
そしてハヤブサの2本針アマダイ仕掛けは、以前より使ってますが、下針のハリスにガン玉がうってあり、針が安定しやすく、ねらった棚にエサを置きやすいので好きです。
今回、100m以深が多かったにも関わらず、最後まで手巻きで通した自分にエールを。
筋トレいいですね!
愛しのアマダイさんは、刺身でいただき、次に昆布締めでいただき、そのあとはポアレにしていただきました。
どうやってもおいしい、アマダイおすすめです。