15Feb
こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。
昨年末の話になりますが、博多華丸大吉さんの漫才で「イカ不漁」というネタがありました。
どうやらイカが捕れなくなってるらしい、その影響が色んなところに出てきとるばい。
例えば、八代亜紀の「舟唄」の中でも軽々しくイカについて語れなくなる、ということらしい。
というわけで、イカ調査にいってきました。
釣り場: 真鶴沖・大磯沖
潮 : 中潮
天気: 晴れ
気温: 13 ℃
風速: 2~4m/s
波高: 0.4m
今回は平塚のマリーナからボートで出港。
こちらのボートはこの冬、何度かのせてもらっていて、毎度ヤリイカの準備をしていくものの、いつも調子がよろしくないということで、何度もふられ、満を持しての今回のヤリイカでした。
せっかくの自由のきくボート釣り、一種目だとつまらないので、いつも三種目分くらい用意していきます。
今回はヤリイカ&オニカサゴ&保険でアマダイ。
船長が前日まで「うねりが」と心配してましたが、私は「絶対大丈夫」といい続け、私の予報が勝ちました。
よいお天気で、風も波もありません。
寒くて脳みそが凍りそうですが、富士山は相変わらず美しい。
こちらは仲間のボートがやってきたので、平行して走行中。
最初のヤリイカ狙いは真鶴沖250~350m。
四人四隅でねらいます。
①大きくしゃくって勢いよく落として静止
②小刻みに三回しゃくって静止
を繰り返す。
おもり120号で、深いところをねらうので、毎度のことながらアタリがあっても疑心暗鬼です。
しかしながら、三流し目くらいで、明確なアタリがでて、ゆっくり手で巻くと、クンクンと下に引く手応え。
船長も「きてるねー」と気付いてくれたので、ゆっくりと電動リールON。
時間をかけてゆっくりとあがってきたのは、細身ながら40cmくらいのヤリイカ。
その後アタリと思われるものは1~2回。1回だけ、スミがついてきたけど、あとは抱かれそうな気配もない。
途中一回だけ、恒例のサバ祭り。
プラヅノをサバに丸飲みされて、イラつくこともありますが、こうアタリがないと、嬉しかったりもします。
しかも淡白なヤリイカに加え、サバが加わると食卓が、華やぎます。
船中、ヤリイカは私の一杯のみ。
近くにいた遊漁船の情報をきくと、10人くらい乗っていて、船中2杯とのこと。かなり厳しい。
そろそろヤリイカやめましょうか、と諦めかけたころ、グンとひきました。
みんなの期待を背負いつつ上げてくると、なんと銀色に輝くお魚。
「カガミダイ」が、プラヅノにひっかかって上がってきました。
カガミダイがヤリイカ仕掛けにかかってるのは初めてみました。
「マトウダイ」の的がない感じの魚ですね。綺麗です。
結果、三時間半くらいヤリイカをねらって、船中1杯でした。
厳しいです。
唯一の1杯の写真を撮ろうと、捕まえようとして、プシュッと見事に水をかけられた瞬間。
やはり「イカ不漁」の噂は本当なのか?
去年の冬は5点掛けとかザラにあったのに。
去年のスルメイカシーズンもスルメが全然釣れなくて、ヤリイカ狙いになっていた、という話も聞きました。
確かに去年はあらゆるイカのアタリ年だったのかもしれません。
釣れる時もあれば、釣れない時もあり。
イカが絶滅しないことを祈りつつ、またイカ釣りにでかけます。
どうやらマルイカは深場でたくさんつれてるみたいです!
さて、ヤリイカに続き、水深150~200mくらいでオニカサゴねらいに移動。
サバ短とタコベイトをつけて2本針でねらいます。
全くあたらず。
早々にアマダイねらいに切り替え、オキアミに付け替えてた人たちは、大アマダイを2~3匹あげてました。
私は前回、前々回とアマダイをさんざん釣らせてもらったので、今回はオニカサゴに注力。
そして、ボウズでしたー!
今回は「イカ調査」が目的だったのでいいんです!
お土産もヤリイカ、サバ、カガミダイと3種あるし、満足です。
船長に活イカパックつくってもらいました。
これで食べる寸前までイキイキです。
イカ不漁の折、こんな新鮮でおいしいヤリイカを透明なまま、いただくことができ、至極幸せでした。🍀