23Jan
こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。
さて2021年幕開けしましたが、またしばらく自粛せねばなりません。
なので、年末年始の釣りのお話を。
お正月の魚といえば、「真鯛」ですよね。
我が実家は毎年、スーパーで買ってきた「鯛の尾頭付き」がおせちと一緒に出されていたのですが、そのサイズと金額に驚愕。
「これなら、私が釣ってくるよ!」と。
そして、2020年年末「お正月の真鯛は私が用意するから、今年は買わなくていいからね!」と、意気込みを新たに真鯛釣りにでかけたのでした。
🍀 🍀 🍀
[DAY1]
メインは外房飯岡の一つテンヤマダイ。
数も釣れてるし、何ら問題無いだろうと思いつつ、サイズが小さそうであることもあり、飯岡の前日、練習と称して東京湾へ。
お邪魔したのは、金沢八景の野毛屋釣船店さん。
BSのテレビ番組として放送していた「釣りバカ対決」にも何度も出ている、名物キャプテンの船であります。
一つテンヤマダイは、隼華同期で外房大原に行った時以来。
その時は、「エサが足りなくなるかも!」くらいアタリが多くて幸せな釣りでしたが、そのつもりでいると、「あれ?アタリがない…」。
まあ、そういうものですよね、これが東京湾と外房の違い。
テンヤでアタリがない時は、タイラバ。
フリースライドのロングのピンクピンクで、手堅く良型カサゴGET。
やはりピンクピンクは裏切らない。
タイラバで1匹ゲットしたので、一つテンヤに専念。
ベタ底でイシモチ、良型大アジ、しゃくった瞬間にタチウオ、とそこそこのアタリはあったものの本命のアタリはなく。
船内でも本命マダイ3枚のみという渋い日でした。
私はと言うと見事に本命ナシの五目釣りとなりました。
明日の外房線本番で頑張ればいいか、と気を取り直して納竿すると、ミヨシの方が釣った1kg弱くらいのマダイを譲っていただけるとのこと!
物欲しそうな顔はしてなかったつもりですが、ありがたい。
喜んでいただきました。
どうやら年越しはできそうです。
🍀 🍀 🍀
[DAY2]
そして、翌日、外房は飯岡に向かいました。
一つテンヤマダイの午前船です。
小さめマダイがゴロゴロ釣れているイメージだったので、お正月用の尾頭付き塩焼きには最適ではないかと!
沢山釣って、みんなにお年玉プレゼントしようと密かに予定してました。
お世話になったのは、幸丸さん。女性に優しい船宿です。
楽勝と思って臨んだら、おやおや?アタリがない!
東京湾に続き、外房もかい!!
釣っても釣ってもウマヅラハギ。
一つテンヤの外道でウマヅラハギはやたらと釣れると聞いていたのですが、実は私は初めて。
最初は嬉しかったのですが、釣っても釣ってもウマヅラだったので、いいかげんイラつく。
しかし一緒に行った友人は小さいマダイをポンポンとあげている。
この違いはなんだろうか?でも必死なので、あれこれと悩みながら、アタリをとる努力をする。
船を上がった後、マダイ6枚釣った友人に聞いてみたら、途中からテンヤをタングステンの5号に変えたら、アタルようになったとの。
私は底とるのが苦手で、重めのテンヤを使っていたので、繊細なちびっ子マダイのアタリをとることができず、ウマヅラハギのアタリしかとることができなかったようだ。
前回はこのテンヤでいけたんだけどなー。
やはり、海も魚も会う度違うから、いつもと同じにやって釣れるわけではないみたいです。
とはいえ、この日も友人の釣ったちびっ子マダイを1枚もらってお土産確保。
ウマヅラハギは、長持ちするよう、生ハムにしました。
🍀 🍀 🍀
[新年]
立派に尾頭付きのマダイを実家に届けることができました
魚焼きグリルには入らないサイズだったので、オーブンレンジで時間をかけて塩焼き。みんなで仲良くつつきました。
来年は自分で釣ったものを持参しないとなあ。
🍀 🍀 🍀
[DAY3]
そして年明けて、新年早々年末の雪辱を果たすべく再び東京湾マダイ。
友人とまたもや金沢八景の野毛屋釣船店さんにきました。
八景の海に昇る朝日がきれいです。
友人がテンヤ用のタックルをレンタルしようとしたら、いつもの中乗りさんが、「絶対タイラバのが釣れるよ。タイラバなら、自前のタックル使えるし、絶対テンヤやらない方がいいよ!」と強くすすめられていた。
友人は、一つテンヤがやりたくて来たのに「そんなに言うのなら」と、タイラバだけに専念することに決めた。
中乗りさん曰く「テンヤでも釣れなくもないけど、タイラバのが有利だね。一番ダメなのは、両方やること」と私を批判。
それはわかっているのだけど、タイラバ一日巻いていると、アタリが多ければいいのだけど、東京湾タイラバなんてアタリはそう頻繁にはないもの。
途中で息抜きのために一つテンヤやったりします。
タイラバ巻き続けていると眠くなってしまいますからね。
でも宣言してしまった以上、私は一つテンヤからスタート。友人はタイラバを巻き巻き。
すると、友人のタイラバに早々にアタリ。
ゆうじ船長も船室から顔を出して、「ほら、だからタイラバにして良かっただろう!」と。
あがってきたのは残念ながらマダイではなく、イシモチ。でもしょっぱなからアタリがあるということは、やはり今日はタイラバなのか?
しかしながらこの日、またもや渋く、私のテンヤにアタリなし。
友人のタイラバにもイシモチ以降一切アタリなし。
船内も寂しい感じでしたが、友人の隣に座る、胴の間の男性のタイラバにアタリ。見事本命マダイを釣り上げました。
その後ちょぼちょぼではありましたが、アタリがあるのはタイラバばかり。
私の一つテンヤのエビには、ほぼアタリなく、途中タイラバに変えようかと何度も考えましたが、いろんなことをやるとかえって裏目に出るといわれたので、辛抱して一つテンヤをやり抜く。
そんな中、全体的に厳しい状況ながら、胴の間の男性だけはタイラバで3本、見事に本命をあげていました。
終盤、頑張ってタイラバを巻き続けていた友人にもアタリ。ドラグもでるくらいの引きで見事良型マダイをゲットしました。
残り時間少ないので、とうとうここで私も根負けしてタイラバにシフト。
やっと私のタイラバにもアタリがありましたが、ヒットとはならず。
新年早々丸坊主が決定しました。
でも最初がどん底だと、2021年上り調子の右肩あがりになるしかないですからね。
と、自分をなぐさめつつ、2021年も頑張ります。
🍀 🍀 🍀
[DAY4]
ただ、2021年年始このままではいられない。
新年丸坊主の直後に今度こそはと、再チャレンジ。
今回も東京湾ですが、浦賀の方、鴨居大室漁港の房丸さん。
古い船で、年配の船長さんですが、味のある船で最近気に入っています。
メインは、一つテンヤではなく、「鴨居式」と呼ばれる、中オモリをつけて、豆テンヤと呼ばれる2号とかのテンヤを使う釣り。
でもタイラバや一つテンヤにも対応してます。
直前の野毛屋さんで、一つテンヤで撃沈したので、今回は最初からタイラバに専念すると心に誓ってきました。
ただ、一つテンヤタックルも持参しており、船長さんに「海老いるか?」と聞かれたので、「念のため・・・」と一応、エビももらう。
この意思の弱さかな。
でも今回は、力強い味方がついています。
今まで使ったことがなかったのですが、ハヤブサのタイラバ、TGヘッドとフリースライド ネクタイセット ストレート&カーリーがあるのです。
これで4度目の正直、絶対いけるはず!
と思ってたら、釣り開始一投目、ミヨシの一つテンヤの男性にいきなりアタリ!
開始早々に本命マダイを釣り上げました。
人生ってなんでこんなに思い通りにいかないんでしょう。
前回はテンヤにはほぼアタリなく、タイラバにしかアタリがなかったのに、今回はいきなり一つテンヤ。
タイラバを頑張ろうと誓った私の出鼻をくじく。
房丸では、9時に甘いコーヒー、12時にワカメたっぷりのお味噌汁が配られます。
寒い冬の釣りにはありがたい。
お味噌汁が配られる時、「もう味噌汁の時間になっちゃったよー」と船長がいって、私を焦らせる。
そんな間でも、ミヨシの一つテンヤの方は見事に何回もヒットさせ、マダイを次々にあげている。
私のタイラバにはアタリがないので、タイラバネクタイを次々に交換していき一巡。
潮も変わってきたので、ネクタイ2巡目で、「ケイムラピンクグロー」に交換。
私はタイラバはなぜか、ピンクをつけると縁起がいい。
その時は突然やってくる。
心の準備もないときに、いきなりカッカッカッとアタリが来ましたー!!
やったー!
喜びも外には出さず、平静を装ったまま巻き続けると、ジージーとドラグも出ていき、確実にかかったことを確信。
船長がタモを用意してくれて、見事にゲット。
年末からずっと会いたくて会いたくて仕方がなかったマダイにやっと会えました!
本当にうれしい。
その後、何回かアタリはありましたが結局釣り上げられたのはこの1枚のみ。
でも船内では最大サイズだったらしいです、そんなに大きくはなかったんですけどね。
ミヨシのテンヤの男性は最終的にちびっこばかり5枚釣ったらしく、全然差がついていますが、私には価値ある1枚。
そして竿頭となったテンヤの方から、ハナダイとマダイを1枚ずついただいてしまいました。
またもや今回も!
そして違う方からも「ワラサも持ってくか?」と聞かれたのですが、この日のクーラーに入りきらなかったので残念ながら辞退。
年末に引き続き、年始もいろんな方からの協力の上に、私の釣り食は成り立っています。
でも楽しめればいいかな。
今年もいろんな釣りをたくさん釣って、みんなと幸せになりたいです。
そして念願のマダイで、カルパッチョつくりました。
味も格別です。
今日も海とお魚に感謝して。