こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。

夏真っ盛りのいい凪の日、葉山マリーナから、ボートにのせてもらいました。
今回は定員いっぱいの8人で乗船です。

釣り場: 葉山沖
潮　: 中潮
天気: 晴れ
気温: 23~29℃
風速: 0.7m/s
波高: 1m

そのため、深場を狙うのは厳しいので、表層のシイラや青物や、比較的浅め狙い。
ターゲットを絞れてないので、こういう時っていつも荷物が大量になってしまうんですよね。「ボートあるある」です。

ロッドはキャスティング用やら何やらで3本。
ルアーはシイラ用のミノーやポッパーの他、タイラバと一つテンヤと、ジグはもしかしたら深いところも行くかも…と、200~300gのほか、80~150gをまんべんなく。
持ってきすぎです。

天気もよく、暑かったので、シイラも浮いてくるだろうと、まずは鳥山や浮遊物を探して走りました。
ベイトの反応を見つけ、まずはジギングすると、サバが面白いくらいかかります。
ジグのフロントとリアフック両方ともサバが食いついたダブル掛けもよくあり。
全員サバをゲットしたので、そろそろ違う魚が欲しいね、ということで、みんなはワカシ狙い。

ワカシとは、ブリの幼魚で、ワラサ、イナダよりも小さい時期のものです。
関西だとまた違う呼び方ですよね。
ワカシって、魚体の発色が綺麗で若々しさを感じます。
みんなはワカシ狙いで、タナ浅めをジグでしゃくってますが、私はそんな幼子を食べる気はせず、ジャックアイTGブルピン100gで底を攻めました。

前回のシイラ釣行の際、このジャックアイTGで、相模湾初のタイジグでのマダイをゲットしたので、今回も試してみたかったのです。

狙い通り、ワカシ狙いの皆さんは海面から数メートルのところでワカシヒット。ジグのフォールであたることも少なくないみたいです。

私は底の方で地道にサバを掛けつつ、しばらくして、底から3巻きくらいのところでヒット‼️
・・・って思ったけど、最初のアタリほど引かない・・・やっぱりサバか？？

と、10mくらいあげてくると、大きい引きが感じられました。
ドラグもでていくじゃーん！心配させやがって。
船長がタモを持って、横にスタンバイしてくれると、魚はタタキ始めて、大ダイを確信。

水深50mくらいのところだったのですが、巻いては出ていきを繰り返し、なかなかあがってこない。
優しい船長は「焦らなくていいよっ！大物だから大切に丁寧にいこっ！」と横で励ましてくれる。

汗かきながらようやくあげてくると、見えてきたのは細長い白い魚影。
「ブリだーー‼️」
大ダイを確信したはずなのにまたハズレだ。
でもいずれにしても大物。
海面近くなると、ブリは焦るみたいで、もっと走り出す。

「タモに入らないかも」という心配もあったけど、格闘の末、なんとか上がりました。

やったー初ブリ。

初ブリは、PE1のライトタックルで頑張ってあげましたよ。

そして採寸。
80cmわずかに及ばず79.Xcm。

釣り開始して序盤に釣れてしまったので、まだ残り数時間あり、この陽気だし、ボートのイケスではおそらく傷んでしまう。
まさか大物が釣れるとは思わず、この日、クーラーをボートに持ち込んだのは、同船の釣りガールのメグちゃんのみ。

「クーラーを持ってない時に限って本命が釣れる法則」

「大きいタモを持ってない時に限って大物が釣れる法則」

追加です。
人生って意地悪ですね。

メグちゃんのクーラーにもさすがに約80cmのブリは入らないため、船上で頭と胴体に分けてから入れてもらいました。

今日は釣りの後、みんなでご飯を食べに行く約束をしてたので、食べられるおいしい魚が釣れ、俄然やる気が出ました。

お気に入りの「ジャックアイTG」で、釣れたので、そろそろ持参してきた、エサの消費に入ることにしました。

皆さんもないでしょうか？
冷凍庫の中が、自分の食材より、魚のエサの方が場所を占めていること。

なので、私は冷凍庫に眠ってるエビちゃんの一部を持参してきました。
冷やしておいたにも関わらず、この暑さのせいで、エビは黒っぽく、ぐったりした様子。

気にせず、貫撃遊動テンヤFDのミドキンホロにエビをセット。

腐りかけのエビの効果か、アタリが多い。
底についたら、大きめにしゃくり、竿をゆっくりとおろしていく。
セオリー通りにやっていると、早速きました！
本命マダイちゃん！！

小さいけれど立派な本命。
もしかしたら、相模湾の一つテンヤで初めて釣るマダイじゃないかしら？
相模湾では、一つテンヤじたい、ほとんどやらないから。
もちろんミニサイズなので、リリースしました。

続いては、いいアタリだったので、「サイズアップか？」と思ったら、立派なホウボウでした。

いつもは苦労するボート釣りですが、この日はアタリも多く、全員ご満悦で納竿でした。

マリーナに戻る道すがら、イケスの魚たちを〆めようとしてると、先ほどのホウボウちゃんが、羽を広げて最後のアピール。
あまりにも綺麗だったので、これは食べちゃいけないと思い、思わずリリースしてしまいました。
善行をした感じ☺️

帰りは大船の釣り人が集う「魚男~Fishman~」へ。
マスターは見事にブリをさばいてくれましたが、「これは、ブリじゃなく、ワラサだね」とトドメの一言。

いいんです、私と仲間たちの間では「ブリ」だから。

そして、ブリのフルコースを堪能。

豪華刺し盛りから、ブリフライ、ブリカマ塩焼、カブト煮。

長かったスランプからの脱却を祝っていただいたかんじでした。

ありがとうございました☆

🐟Instagram🐟