5Dec
こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。
9月にハヤブサのテンヤタチウオ体験会に参加させてもらい、これまでのエサ釣りやジギングとは違う掛けていく釣りに喜びを見いだし、「これははまりそう!」と思って、早や2ヶ月、ようやく実践の機会をもらうことができました。
潮 : 長潮
天気: 晴れ
気温: 12~18 ℃
風速: 5m/s
波高: 0.2m
とにかく、東京湾ではテンヤタチウオができる船が少なく、こちらとしても上手いわけではないので、堂々と「テンヤ、やらしてほしい」とも言えず、機会を逃しておりました。
今回は、自称サーベルマスターの友人が、慣れなれしさを武器に特別に川崎の「つり幸」さんから、条件付きのOKをもらい、テンヤタチウオをやらせてもらいました。
他のお客さんとオマツリしたら、即終了ということで。
友人も早起きして、トモの席をとっておいてくれました。
つり幸さんは、川崎駅前までマイクロバスが迎えにきてくれます。黄色いバスに乗り込むと後から後から釣り人がやってきて、バスはぎゅうぎゅうでした。
いい天気。
タチウオ船は二槽。
私がのった船は、右舷がエサで、左舷がルアーと分けられていました。
なので、私は右舷のトモから二番目。
テンヤはまだ不慣れなので、ひとまずエサの天秤仕掛けから始めて、おかずくらい確保しようかと。
水深60mくらいからスタート。友人は小型電動ですが、私は手巻きで頑張る予定。
船長の言うタナの5mくらい下まで落として探る。とりあえず、小さめの鋭いシャクリでスタートすると、すぐに来ました。
幸先いい。
サイズは指3本くらい。
結構調子よく釣れました。
エサで7本釣れたところで、突然リールが巻き取れなくなる。「なんだなんだ」と思っているうちに、リールのハンドルと逆側の蓋がポロンと落ちて、海の中へ。
ガーーン。
皆様、リールのメンテナンスはきちんとしておいた方がいいです。どうやらロックがはずれていたらしく。
(後日談: 2500円でパーツ取り寄せできて、完全に直りました!)
気を取り直して、テンヤに転向する機会を与えてもらったんだ、と思い、ロッドを持ちかえました。
今回使うのは、船太刀魚テンヤの夜光と艶消しブラック。
かっこいいですよね、このブラック。
タチウオもかっこいいものには目がないとおもう。
と言いながら、初めは無難に夜光から。
タナの下まで落として、1mほどしゃくり、しばらく静止。
7~8秒待って、またしゃくって静止。
アタリがあったら即合わせ。
エサ釣りよりもシャクリ回数が少ないので、少し楽になった。
来ましたー!
夜光で釣れたので、艶消しブラックもトライ。
そして、艶消しブラックにも来ましたー!
ちなみに後で気付いたのですが、イワシエサだと思ってテンヤに付けてたのが、エサが足りなくなった時、最悪使うかもしれないと念のため持ってきていたメザシの干物でした。
イワシには変わりないけれど、いつもこれに食いついてくれるなら、安上がりだな。
ところで、私の左隣は全身レンタルの台湾人カップルさん。
最近釣り船でも台湾の方をよくみかけますね。
二人で仲良く船長さんに習いつつ、ポツポツとタチウオを釣り上げてました。途中途中、針がはずせないのでペンチを貸してあげたり、フィッシュグリッパーを貸してあげたり、世話を焼いてました。
すると男性の方に大きな青物っぽい引き!タチウオ仕掛けで見事あがってきたのは、割と立派なサワラ!
早めに〆めるようアドバイス。でもレンタルクーラーには入りそうもないなあ。
その男性は、サワラの美味しさを知らなかったようなので、「持って帰れないから、あげますよ」と言ってくれないかなーと期待してましたが、ちょっと目を離したすきにサワラが消えてました。
台湾男性、恥ずかしそうに「無理やりクーラーに入りました。おいしいようなので楽しみです」と。
ですよねー。
人から奪うようなことを考えてはいけません。
そんな感じで、目一杯楽しみまして、ねらっていたドラゴンは釣れなかったけど、エサで7本、テンヤで6本と合計13本釣れて、満足でした。
自称サーベルマスターの友人にも無事一本差をつけて、勝利しました。100m水深でも手巻きで通しました。
次回こそ、ドラゴンを釣りたいです。
タチウオは釣るのも食べるのも大好きです。
翌日釣ったカンパチと合い盛りでカルパッチョ、カンパチのなめろう、タチウオのみりん干し。
釣り始めて、魚をさばくのも料理を考えるのも好きになってきました。
いいことですね。