13Dec
最近の釣りは風速10メートル超えたタフコンディション( ´ ▽ ` )ノ
先日のボートロックの内容を書こうと思ったのですが…その前に…
12月6日、宮城県石巻市雄勝町で第1回ロックフェスティバルin雄勝波板が開催されました
北海道から足を伸ばして、ひょっこり参加 |ω・`)コソ
大会エリアは南三陸町北限~渡波大橋左岸の陸っぱり(ロープを使用せずに誰もがエントリーできる場所に限ります)。
もちろん、はじめてのエリアです
それでも、はじめての場所での釣りって新鮮ですよね
是非とも北海道ではお目にかかれないベッコウゾイを釣ってみたい…
と思って挑戦してみましたが…
撃沈!!!!
_:(´ཀ`」∠):_
東北に来て北海道でもおなじみのカジカを釣り上げるという…
そして、ノーフィッシュで帰着という…
ですが…東北の大会では女性のアングラーがとても少なく
北海道からの参加という事もあり、レディース賞をいただいてしまいました
す、すすすす、すいませんっっっm(_ _;)m
えびちゃんの愛称で親しまれている蝦名 和加子さん含め、女性は3人…
(ですが、えびちゃんは主催者側なので辞退してくれていました)
1位の菅野さんは個人でも6位‼︎
ナイスフィッシュを釣り上げていましたよ
詳細は釣り河北Webサイト:http://tsuri-kahoku.jp/chokouki/2015/12/125282.html
次回は是非とも女性のお友達や奥さん、彼女さんを誘って盛り上げて欲しいな
もし賞を一緒に参加した女性が取ったなら…ジャンケン大会で何かゲットしてくれたら…
もしかすると景品を半分こ、または譲ってくれるかも…?ですよ
そして、大会をきっかけに一緒に女性が釣りを始めれば共通の趣味が出来る事にもなりますからね
表彰式までの間はブースが展開されたり、あったかい豚汁を地元の人たちが笑顔で振舞ってくれました
とっても美味しくて身体があったまる〜むしろあったまりすぎて汗かいた〜
表彰式の後は豪華景品をかけたジャンケン大会で盛り上がりましたよ
ご紹介いただいた牛タン屋さん、ほづみの牛タン特選”焼き御膳。
うんまぁあああ美味しくいただきました
今回、たくさんの人と出会って、支えていただきながら、
ハードスケジュールでありつつも楽しく過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。
また、この先は私個人が受けた印象、感想を含めた内容となります。
もし、差し支えなければご覧いただければと思います。
上記記載した内容もそうですが、以下内容もこのブログに載せても良いと
了承いただいた上での記載となります。
ーー
大会の拠点となっている波板海岸地区は2011年3月11日の東日本大震災の津波の影響を受け、
複数あった民家が今は一軒だけ、防波堤も工事の最中でした。
なぜこの波板を大会の拠点として大会が開催されるようになったのか、
主催者である千葉正博さんとお話させていただきました。
以下は千葉さんからお伺いした内容です。
*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*
この雄勝波板を本部とした大会は一昨年からで今回で4回目。
波板ラボという地区集会所の工事で地元の方々と仲良くなったことがきっかけでした。
「この波板に人が来てくれたら…」という元々釣り好きな地元住民の方々の話を聞いた時、
自分自身も津波の被害を受けていた為、波板のみなさんと思いが通じ、
釣りで人を呼び込もうとなったのが始まりです。
そして、「釣れた魚はもし良かったら置いてもらえたら嬉しい。
仮設住宅にバラバラになったみんなに配りたい」と言われ、
大会参加者に任意で魚の提供を呼びかけさせていただきました。
釣りを一つの復興の役割として続けて行ければと思っています。
*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*
地元の方がジャンケン大会でことごとく負ける私を応援してくれたり、
ニコニコしながら任意で集められたお魚が入っている水槽の中を覗いていた事、
「これから魚のドラフトだ!」と意気込んでいた事が思い出されます。
この写真のソイではありませんが、水槽の中には2キロのベッコウゾイも入っていました。
その2キロのソイがドラフト1位だったのかな?
お話によると、大会後こぞって水槽を囲んでジャンケンをしていたそうです。
宿泊先は女川のエル・ファロ。
被災地初のトレーラーハウス宿泊村です。
おしゃれでお部屋も綺麗でした。
エル・ファロの従業員、星さんも釣りが好きだという事で
釣り具を水で流して洗わせてもらっている間、話が弾みました。
ロックフィッシュ、チヌ、シーバス、なんでも嗜んでいるという事。
また、津波で学生時代から集めていた釣り具が全部流されてしまった事…
津波で流されてしまった、この話を聞いた途端、どのように話を切り返せば良いのか、
戸惑っているのを汲み取ってくれたのか
「でもね、来てくれるだけで嬉しいからね」
と言ってくれました。
現在、少しづつ釣り具を1から集めなおしているとおっしゃっていました。
このエル・ファロからは海が見えません。
ですがここにも津波は押し寄せてきたそうです。
想像できません…
2015年3月21日に復旧した女川駅。イルミネーションが綺麗…
女川は流されたのではない。
新しい女川に生まれ変わるんだ。
実際足を運んで思い知らされたのですが、想像以上に復興は進んでいませんでした。
どこかしこで工事がされていて、すれ違う車はダンプばかり。
海から離れたところに瓦礫があったり、更地が続いていたり、仮設住宅が立ち並んでいたり…
そんな現状を見た時、自分はなんて無力なんだろうと涙が出てきました。
ですが、
『来てくれるだけでいい』
と言ってくれたその言葉を、そのまま真に受けさせてもらって
またここに竿を振りに来ようと思いました。
釣りの大会をきっかけに人を集める事で地元住民の方々に喜んでもらえる。
それが少しでも復興の手助けになるのであれば、
次の大会では震災後に宮城県、岩手県へ足を運んだ事のない県外の方にも
参加してもらえたら…と思いました。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
寒い日が続くようになりました。
風邪など引かぬようご自愛くださいね。
それでは、失礼いたします。