13Sep
こんにちは。
4期神奈川の深谷めぐみです。
平日休みをいただきまして、南房総へいってきました。
房総半島の先っちょの方ですが、東京から二時間ほど。千葉は便利ですね。
7月の大原真鯛大会にて、タイラバで見事なボウズをくらってから、一つテンヤにとても興味があり。
一度、一つテンヤをやってみたいなあと。でも一つテンヤ用のちょうどよいスピニングリールをもちあわせておらず、ベイトリールでなんちゃってテンヤです。
一日目。
館山と白浜の間くらいにある、布良港から出港する松栄丸の「一つテンヤ&タイラバ船」。
「無双真鯛 貫撃遊動テンヤ」レッド10号と12号の固定テンヤの手持ち2つのみで挑戦。
水深50mくらい。
すると、一投目からすぐ来ました。
あげてみると、15cmくらいのカサゴちゃん!
ちょろいな一つテンヤ♪と思ってると、ニ投目もまたおちびちゃんのアカハタ。
底まで落として少しだけしゃくるをやってるとすぐにアカハタがくいつき、次第にサイズアップ。エビエサも無駄にせず、着実にアカハタの釣果を伸ばす。
「あれ?私はアカハタを釣りに来たんだっけ?」
どうやらこの船は真鯛ではなく、根魚ねらいのようで、外道でたまに真鯛があがるようでした。
見たことのない赤い大きなエソもあがりました。
調子にのってアカハタを次々にあげていると、一つテンヤの洗礼、根掛かり。二つとも失ったところで、そろそろアカハタ以外の魚も釣りたいということで、タイラバに変更。
ここでは、お気に入りの「無双真鯛フリースライドトリプルカーリー桜海老」。
タイラバでもアカハタが食ってくる。
すごいなアカハタ。食い気半端ない。
そして、何度目かのフォール中にパクッと何かにくわれました。おそらく青物系。
ドラグがでるでる。初めて私のタイラバリールが煙をだして、ドラグを出すのをみました。
走られては巻きの格闘で見えてたきた魚影は、「サメか」と勘違いするような色合いの「ヒレナガカンパチ」さん!
普通のカンパチと違って、セビレが長く、とてもかっこいい!
スタイルがいいです。
アカハタだと15匹で竿頭でしたが、ヒレナガカンパチが釣れたことのほうが、嬉しかったです。
バケツが赤い魚であふれます。
船中ではほかに、コロダイ・オオモンハタ・メイチダイがあがってました。
二日目。
翌日は、布良港の隣の相浜港の安田丸からオニカサゴです。
それにしても二日連続いい天気の凪。
釣り日和です。お仕事お休みさせてもらった甲斐がありました。
水深は100m前後とあまり深くはないけど、かなり根の激しいところ。
天秤に120号オモリ、ハヤブサの2本針仕掛けに夜光のタコベイトと魚の切り身を抱き合わせで付け、底をとるといったシンプルな釣りだけど、奥が深い。
開始早々に根掛かりで天秤ごと仕掛けを2回も失い、落ち込んでたのですが、根掛かりをほどくコツを伝授いただき、慣れたところで、調子もあがってきました。
オニカサゴ釣りはそんなに慣れていなかったのですが、一匹目のアタリは明確にわかりました。
しかしオニカサゴさんは、時折くいくいと引っ張ることはありますが、基本はあまり暴れずおとなしくあがってくることが多いので、巻いてる間、半信半疑になります。
大物なら別ですが。
ひとまずついててよかった、まずは25cmゲット。
大切なのですべてタモですくっていただきます。
二回目のアタリは、オニカサゴらしくない、激しい叩きがずっと続いてました。
これは大物か?!と思ったら、30cmほどのチカメキントキでした。
朱色に近い赤い魚体に翡翠のような瞳の色。
美しくてみとれてしまいます。
その後、少しサイズアップしたオニカサゴ追加。
水深80mと、割りと浅場にうつってきたので、あまり大物は期待できないかなと思ってたところ、来ました!
目に見えて穂先がガツンと下に引かれる激しいアタリ。
即合わせするといい引き!大物の予感!
上がってきたのは1.3kgくらいの、本日船内一番のサイズでした。
オニカサゴは毒もあり、いかつい、イメージですが、瞳がつぶらでとても愛嬌のある可愛らしい顔をしています。
オニカサゴ釣りは、私の好きな攻める釣りというよりは、待つ系の釣りでしたがバリエーションよく釣れて満足でした。
南房総まで来た甲斐がありました。
釣りあがり。
相浜港の目の前には、「あいはま亭」という、観光客や地元の人で賑わういい感じの食堂があります。
釣りの後、テラス席で、近所のお母さんたちが調理してくれた地元でとれたお魚の定食をたべてみると、より満足度があがるでしょう!
夜は夜で、布良港を見下ろす高台にある、「富鮨」が素敵です。
南房総といえば、なめろうとなめろうを焼いた”さんが焼き”が有名なので、いただきました。
釣りも楽しいし、観光名所もあるし、東京からも近いし、ぜひ皆さんも南房総へ~